公開シンポジウムのご案内

テーマ:生活習慣病への新たな取り組み

特定健診・特定保健指導のしくみが始まって2年目を迎えます。これを機会に自分自身の生活をみなおしてみるのはいかがでしょうか?
都民の皆様や保健師が住民の方々に説明する上で役に立つ、わかりやすい公開講座を企画しました。3名のシンポジストの方々には、それぞれの専門性をいかしたわかりやすい話をお願いしております。ぜひご参加ください。

座長 猫田 泰敏(首都大学東京)

1) メタボリックシンドロームの画像診断 新津 守 (首都大学東京)

病院でご自分のCT画像をみる機会があるかと思います。医師から説明を受けるときに役立つ、知っておきたいCT検査の結果(画像)のよみかたについて、メタボリックシンドロームを例に、わかりやすく説明してもらいます。

2) 糖尿病・肥満の運動 古川 順光(首都大学東京)

糖尿病や肥満を改善したいと思いながら毎日の生活を送っている方もおられると思います。今回は糖尿病や肥満の方々が、無理なく継続できるような毎日の運動方法について、理学療法士の先生からわかりやすく説明してもらいます。ぜひ、毎日の運動にいかしてみてください。

3) やりたいことを実現するための体調と気力の調整術
  ~身体の声に耳を傾け、生活の癖を見直そう~
   三井 洋子( (株) D r e a m S e e d)

三井先生は保健師で起業した方です。長野県須坂で行政の保健師の立場で、市民県民の健康ニーズを行政のしくみに取り入れ、住民の健康課題を解決してきた実績をもちます。このたび行政の枠もこえて、広く、地域住民とともに、また現場の保健師をささえる仕事をスタートさせました。「生活習慣病を予防することが人生本来の目的ではないことを忘れてはいけない、本当はその人自身がどのような人生を送れたら満足なのかを意識することが大切」とお話されています。